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収入も仕事内容もまさにブラックだったパティシエ時代


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今回は「収入も仕事内容もまさにブラックだったパティシエ時代」というタイトルで就職して最悪だった職種と、その職種の年収について教えてもらいました。

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就職して最悪だったパティシエ時代

50歳男性、飲食業。

これまでいくつか違う業種を経験してきたのですが、就職して最悪だと感じたのはパティシエ時代の仕事でした。

今は似て非なる仕事のようなものですが、同じ食品、飲食でも料理メインのレストラン勤務と製菓業界ではずいぶん違うものだと思い知らされたのもその時でした。

まず驚いたのは仕事内容に対する報酬の安さですね。

話には聞いていましたが、現実は想像をはるかに下回る給料の安さ、見習いの頃は日に5000円といった具合でした。

朝は6時出社で終わるのは平均すると午後10時過ぎぐらいでしょうか。

休憩は昼に1時間ありましたが午後はそれだけです。

つまり15時間は動きっぱなしの時間です。

シェフは売り上げが悪いと機嫌が悪くなり…

パティシエを経験していない方にはわかりづらいですが、意外に重いものも持ったりすることが多くて、しかも腱鞘炎になる人が多いぐらいですから連続作業が結構な疲労につながります。

カスタードを3リットルぐらい炊くと腕はパンパンになりますね。

そんなことを一日中やってるわけですからやめていく人が多いのももっともな話なのです。

その対価が5000円、極安ですね。

職場にもよるかもしれませんがその勤務先はシェフがとても傲慢で、スーシェフがよく叩かれたりしてまして、朝から雰囲気の悪いことが珍しくありませんでした。

機嫌を損ねると面倒なのでみんな言いたいことも言えずストレスが溜まり放題、売り上げが悪くてロスが多い日なんてもうどうやっても機嫌が直りません。

実際はお菓子自体が美味しくないのが原因なのに、そのしわ寄せが働いているスタッフの責任として転嫁されてくるのが辛かったです。

2年働いたが我慢の限界…3年続くのは10人にひとりぐらい

休日は月に6日、まあ4日のところもよくありますからそれに比べればマシとも言えるのですが、シェフのわがままでよく休日出勤に変更になったりしました。

休日の朝急に電話してきて出てくるように言われるのですが、知らん顔してるとその翌日すごく文句言われるってパターンですから無視もできなかったですね。

遠ければまだ逃げようもあるんですが、パン屋やケーキ屋は店の近くに住むのが常識で、その職場の場合は入社する前の面接で半ば強要される感じでした。

住まいが遠い場合は引っ越してこないとダメなんですね。

結果的には2年近く働きましたがさすがに我慢の限界に達し、自分の適性にも疑問を感じたので他の仕事に移りました。

実はこれでも長い方で、3年続くのは10人にひとりぐらいの確率、やめて他の店に行った同僚から聞くと人が続かないので有名な店なんだそうです。

それなりに有名なシェフですが、たまに雑誌なんかで見かけると当時の嫌な思い出が蘇りますね。

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