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楽しい企画デザイン職だが年収200万。実家暮らしでないと厳しい


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普通の仕事でそこそこの給料。やりたい仕事で少ない給料。

さて、みなさんならどちらの仕事を選びますか?


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いくら給料が低くてもやりたい仕事があるといっても、生活出来るだけの給料がなければ、その仕事に就かないほうがいいです。

なぜなら仕事の前に生活が成り立たないのですから。

職種によっては非常に給料が低く実家暮らしの人でなければ生活できないほどの賃金という求人は非常に数多くあります。

自分の現在の状況に合わせて仕事を選ぶことは重要なことです。

今回は「楽しい企画デザイン職だが年収200万。実家暮らしでないと厳しい」というタイトルで就職して良かった職種と、その職種の年収について教えてもらいました。

病院の受付からアクセサリーメーカーの企画デザイン職へ転職

40歳の女性、現在主婦です。

20代の頃、色々あって病院の受付から異業種であるアクセサリーメーカーの企画デザイン職として転職しました。

病院勤めの頃は、1日同じ場所に座って毎日同じ仕事をする日々でした。

それほど大きな病院でもなかった為、人間関係も狭く、病院の院長先生が法律といった雰囲気の職場でした。

年収は350万程度で、当時の私にとっては十分な額だったと思います。

入社1年目ながらブランドのひとつを任されることになり…

そして、転職先のアクセサリーメーカーは、全国に百店舗以上店舗展開をする、比較的大きな会社でした。

私は入社1年目ながら、プライベートブランドのひとつを任されることになりました。

仕事内容としては、来期の商品展開に向けたブランドの方向性を決定し、デザインを考案します。

それらを営業会議にかけて、役員より承認を受けたら、サンプルの制作に入ります。

個々の商品がいくらぐらいで売れるか、金額を設定しながらそれに見あったコストでサンプルを調整します。

サンプルが出来上がったら、展示会にてそれを顧客に発表し、新たな販路を開拓します。

展示会後、さまざまな意見をまとめてサンプルを微調整した後、いよいよ工場にて量産をします。

その作業と平行して、海外商品の展示会に行ったり、色々なお店を市場調査して情報を集めたり、店舗のディスプレイに使用する什器のデザインもします。

そして、工場より量産品が仕上がったら、検品をして、タグつけをパートの方などにお願いして、全国の店舗に振り分けて展開します。

売上げの高い店舗にはディスプレイをしに行ったり、実際のお客様の声を聞くために販売に立つこともありました。

ファッションの勉強ができる喜びで仕事という感覚はなかった

商品の展開後は、それぞれの商品の売上をよく見て、補充をかけたり、地域によって売れる商品も異なるので、そういった点も注意しながら商品を動かしていました。

それまで閉鎖された空間で働いていたので、これらの仕事は私にとってとても新鮮で、楽しさを感じる仕事でした。

出張で全国を飛び回ったり、色んな人と話をしたり、アクセサリーにとどまらず、ファッション全般の勉強ができることが喜びで、正直仕事をしているという感覚はあまりなかったです。

年収は200万程度と実家暮らしでなければ生活ができない…

しかし、この仕事の最大の欠点は、お給料でした。

年収は200万程度で、月々の手取りは15万を切っており、実家暮らしでなければとてもじゃないけどやっていける額ではありませんでした。

仕事で稼いだお金でプライベートを充実させていた生活と、仕事=プライベートのような仕事。

私にとっては両方とも良い経験となったと思います。

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