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資格試験の自己採点結果を偽り採用となったが…


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今回は「資格試験の自己採点結果を偽り採用となったが…」というタイトルで、就職でついた嘘について教えてもらいました。


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なかばヤケクソ気味で採用試験に挑んだ私

26歳男性です。

現在高齢者施設のデイサービスセンターにて生活相談員として勤務しています。

私が今勤めている事業所の採用試験の面接の際に嘘をついてしまいました。

その嘘の内容は、資格試験の自己採点結果です。

当時、事業所の求人には社会福祉士の資格取得者とありました。

しかしその求人が出されていた頃にちょうど社会福祉士試験が実施されており、当時学生だった私はその試験を受験し結果発表を待っている段階でした。

そのため私は履歴書に社会福祉士取得見込と記入し採用試験に挑んだのですが、自身の試験結果を何回自己採点しても合格ラインに達していなかったのです。

半ばヤケクソ気味で採用試験に挑んだ私は、一次試験の筆記テストを難なく突破し、いよいよ問題の面接試験となりました。

社会福祉士試験は合格できそうと嘘を…

面接試験は、なぜこの事業所で働こうと思ったのかということや、なぜ福祉を志したのかという基本的な質問が続き、いよいよ社会福祉士試験について尋ねられました。

その内容は、今回の合格予想ラインは○○点ですが、自己採点結果はいかがでしたか、というものでした。

ここで正直に答えてしまうと不採用確実と感じていた私は、面接以前より考えていた通り、合格予想ラインよりも約5点増しの点数を獲得したと嘘をつきました。

私の表情や仕草から嘘だと見抜かれないか内心ヒヤヒヤしていましたが、面接は無事に終了。

あとは採用試験の結果を待つだけです。

まさかの採用…驚きと嬉しさと罪悪感と後悔

採用試験の結果は…なんと採用でした。

正直ダメもとで受験していたので、採用と知らされた時には驚きと嬉しさでいっぱいになりました。

しかし、それと同時に面接で嘘をついてしまったという罪悪感と後悔の念に苛まれました。

つまり、手放しでは喜べなかったのです。

社会福祉士試験の不合格通知がきたら、事業所になんと報告しよう…採用取り消しになってしまわないだろうか…毎日不安でいっぱいでした。

そして、いよいよその日がやってきました。

そう、社会福祉士試験の不合格通知が届いたのです。

私は採用取り消しを覚悟し、不合格になってしまったことを事業所に報告することにしました。

電話口で担当者にその事実を告げると、驚いたような困ったような、なんとも微妙な口調で、検討させてもらうとの返答を受けました。

そのまま採用となったが、やはり嘘はつくものではない

数日返答が無く、やはり不採用になってしまったかと諦めかけていた頃、事業所の担当者から電話がありました。

電話の内容は、なんとそのまま採用するという旨でした。

私は驚きのあまりしばらくぼんやりとしていましたが、来年は必ず合格すると約束し、無事採用されることとなりました。

その当時は就職活動に必死で嘘までついてしまいましたが、後になって振り返ってみると、やはり嘘はつくものではないなと感じました。

これから就職活動をされる方、どうかお気をつけください。

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