スポンサードリンク
就職での面接。
昔では当たり前に質問され答えていた内容が、今では聞いてはいけない内容となっていることをみなさんご存知でしたか?
スポンサードリンク
現在、面接で聞いてはいけない事として、まずは本籍地や出身に関すること。これは出身による差別につながることがあるためです。
次に家族構成に関すること。これは本人には、どうしようもできないことであり採用時の偏見を助長させるためです。
同じく家族の職業・資産に関すること。家が持ち家、親が社長など、経済的に不利な家庭で育った人を排除することにつながるため。
その他には思想・信条に関すること。男女差別、セクハラなどです。
日常の会話で話すような内容もありますが、現在の就職面接では聞いてはいけない質問とされています。
今回は「就職面接で聞かれた突飛もない質問!今まで何人と交際した?」というタイトルで就職面接で聞かれた変わった質問、またその質問に対して、どう答えたのかを教えてもらいました。
目次
何社もの面接を受けて予想外の質問にも対応できる自負があった
47歳男性、会社員。
就職の面接というと、こちらはかなり緊張したした趣きで臨むものです。
「この会社に何が何でも入りたい。」
と想う一心で、必死で企業研究を行い、どんなに質問が来ても、すぐに答えられるように応酬話法も練習してきました。
それだけに予想外の質問をぶつけられると、右往左往してしまうものです。
本命の会社を受ける前に、何社も面接を受けて、内示も出ていたこともあり、予想外の質問にも対応できると自負がありました。
役員面接でされた質問。何人の女性とお付き合いした事があるか?
しかし、本命の最終段階の質問では、普通では予想しなかった質問が出ました。
役員面談だったのですが、
「あなたは今まで何人の女性をお付き合いをしたことがありますか?」
「へっ?」
というのが私の受け止め方でした。
役員面談ですが、普通ならば
「この会社でどんなことがしたいのか?」
「大学で学んだ専攻をどのように活かしたいのか?」
と、常識的な質問があって普通だと思っていました。
少し突飛もない質問でも、女性との交際についての質問は想定外でした。
というよりも同じ面接に出ていた人事の面接官も
「それはまずいでしょう。」
というような顔つきをしていました。
私の回答に役員は大笑い
もう、かなり前のことなのでいいのですが、最近の面接でこんな質問がぶつけられること自体、非常識と言われる可能性があったり、プライバシーの侵害と言われかねないと思います。
私の時代には、そんな破天荒な質問も許されたのかもしれません。
この質問には、堂々と答えました。
「残念ながら、現在、交際している女性はいません。まず会社に慣れることが優先だと思っているからです。仕事に慣れてから探したいと思いますし、できればいい人をご紹介頂けませんか?」
そんな回答を返したのです。
あの時の回答には、思いつきと同時に身体を震わせて話したのですが、さすがに役員には大笑いされました。
「分かりました。我が社に入って相談に乗りますよ。」
私は手が震えていましたが、無事に入社が決まったのです。
役員の質問は柔軟な対応ができるかを見ていたのだった
この時の人事の面接官からも、後日談として聞いたのですが、役員の突飛もない質問で、柔軟な対応ができるかを見ていたのでした。
しかし、あんな質問を出した役員も、私の回答には逆に驚かれたようで、「面白い奴だな。」と印象付けられたとのことでした。
今では面接というと、そんな変化球に富んだ質問はないと思いますが、あの時の驚きと焦りはじめる今でも忘れることはありません。
臨機応変に対応できることは中々、難しいのですが、あの時は無我夢中で動いていました。
スポンサードリンク