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今回は「経験者優遇!?拡大解釈で経験者として求人に応募した私」というタイトルで、就職でついた嘘について教えてもらいました。
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医療事務から事務職への転職
40代前半女性。
転職前にしていた仕事は医療事務で、次にした仕事はデスクワークです。
これだけ見ると、何も嘘をつく必要はないと思うかもしれません。
しかしこのふたつの仕事の内容は全然違います。
どちらも事務の仕事ですけれど、私の場合はこのふたつの仕事の共通点はほとんどありませんでした。
だから未経験での転職でした。
ですが、転職先の求人票に”経験者優遇”と書かれていたので、経験がないとは言いたくなかったのです。
医療事務と普通の会社の事務職は全然違う仕事内容
医療事務の仕事は、事務作業よりも患者さんと接する受付がおもな仕事でした。
その他に受診料を計算するためのパソコン作業、月末や月初めに行う保険料の請求のための資料作り、その他いろいろです。
これらの仕事は、普通の会社の事務の仕事とは全然違う内容です。
なので医療事務の仕事を経験していても、会社のデスクワークがすぐにできるかどうかはわかりません。
おまけに私が勤めていた医療機関では、医療事務専用に作られた特殊なパソコンを使用していたために、キーの配置などすべてが普通のパソコンとは違います。
だからこの医療機関でどれだけ仕事ができていても、そのことが普通のデスクワークに活かせるスキルが身につくことはありません。
なので私は、次の会社へ入る前の面接では、こういう違いはいっさい言わないで「パソコンを使えます」「エクセルやワードも使えます」と言いました。
医療事務をやっていたということで信用を得やすかったのか、このはったりを疑われることはなかったです。
仕事内容が今一つ知られてない仕事は嘘やはったりが通じる
実際の医療事務では、エクセルもワードも使いませんでしたが(注:これは私がこうだったという話です。他の医療機関ではエクセルやワードが必要な医療事務の仕事もあるかもしれません)。
医療事務の仕事を始める前にエクセルやワードを多少勉強していたし、転職したところの会社の人達が私よりパソコンの知識がなかったので(つまりその場では私が1番できる人だった、ということ)、それでどうにか乗り切れたと思います。
どちらの仕事も楽ということはもちろんありません。
でもどちらのほうが難しいかというと、私にとっては医療事務です。
なので嘘をついたという罪悪感はないのですが、本当にエクセルやワードを使える人が職場にいたら、私のはったりはすぐにばれたと思います。
私の前職の医療事務みたいに、仕事内容が今一つ知られてない仕事をしていた人は、こういうはったりや嘘はけっこう通じると思います。
転職をしたいと思っている会社とそれまでしていた仕事の共通点がある、みたいに話を持っていきやすいからです。
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