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今回は「大学の就職活動。就職試験で面接官に大嘘をついた結果…」というタイトルで、就職でついた嘘について教えてもらいました。
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目次
大学の就職活動で次々に内定を勝ち取る友人たち…
29歳男性、製薬会社勤務。
大学4年生の頃にしていた就職活動で面接官についた嘘についてお話しします。
僕の時代の大学生は一般的に就職難(今もそうかもしれないですが)で、たとえ一流の大学を卒業した人でも学歴通り大手の企業に就職するのは難しい時代と言われていました。
これからは学歴よりも資格やスキルが物を言う時代だと目されていて、実際、企業側も即戦力となる人材しか雇用しない傾向にあったのです。
しかしどういうわけか、僕の周りの友人たちは皆優秀だったのか、次々に内定を勝ち取り、大学4年の時期には気楽にバイトだけして生活していたり、旅行に行ったりして遊びまくってる者、中には人材の囲い込みの恩恵を受け、内定を得た企業からリゾートホテルの宿泊代を貰って豪遊してる友人までいたほどです。
周りと比べ内定が貰えずにすごく焦っていた自分…
一方、僕はというとなかなか内定が貰えずにすごく焦っていました。そりゃそうですよ。
周りが続々と就職戦線から解放されているというのに、自分だけはせっせと毎日履歴書を書く有様だったのですから。
そんな僕がいよいよ就職に焦ってついた嘘があります。
自分で言うのもなんですが、かなりえげつない嘘だったと思います。
それも一つや二つではなく、かなり頻繁についていました。
ようそんな大嘘をつけるなコイツ、と自分でも呆れるくらいです。
その中の一つを紹介します。
野球部になんか所属していないのに昔からずっと野球部と…
とある会社での面接時。
面接官に「学生時代、学業以外でなにか打ち込んだ経験はありますか?」と質問された時の事。
僕は間髪入れずに「はい。学生時代は中学・高校・そして大学と野球部に在籍しており、日々汗を流した経験があります」と答えました。
「毎日のキツイ練習で養われた体力は誰にも負けません。この経験は必ず社会人になって以降も生かされると思います。そして仲間と共に一つの目標に向かって努力し邁進することの大切さ、けして諦めない精神力を、僕は野球を通して学びました。この経験は必ず御社での仕事にも役立てることができると思います――――」
そのようなことをペラペラとまくし立ててやりましたよ。
嘘だろおまえ、中学高校と6年間ずっと帰宅部じゃん!それどころか運動なんて体育の授業以外では滅多にしないよ!テレビゲーム大好き、根っからのインドア派だっていうのに、どこから野球部所属が出てくるんだ、という具合に心の中で自分自身に突っ込みを入れた記憶があります。
浅はかな嘘は見破られていた!?その会社は落ちた…
大学ではプロレス研究サークルに所属していましたが、これはプロレスをするのではなく、プロレス好きが集まって試合のDVDとかを見ながら呑んで、みんなで盛り上がろうぜ、みたいなサークルだったので、面接官に言った「仲間と共に一つの目標に向かって努力すること」や「けして諦めない精神力」とは無縁です。
結局、僕の浅はかな嘘は見破られていたのか、そこの会社は落ちてしまいました。
最終的に僕が内定を貰い、今現在も働いている会社での面接は、このようなあからさまな嘘はつかなかったと思います。
まあ、嘘をついてまで自分を売り込んでも、あまり得が無かったという僕の体験談です。
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