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面接でポーカーフェイスを必死で作りながらついた嘘


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今回は「面接でポーカーフェイスを必死で作りながらついた嘘」というタイトルで、就職でついた嘘について教えてもらいました。


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現在の私が勤める会社について

25歳女性、会社員。

私が勤めている会社の就職試験の時についた嘘についてです。

私の会社はコンタクトレンズの欠け、汚れなどがないかチャックするピッキング作業、仕入れ、出荷準備、梱包作業、コンタクトレンズを粉状態から作成する技術開発を行う会社です。

面接の時に何個か面接官に疑われない様にポーカーフェイスを必死で作りながら高校時代に取得した資格の級数をいくつか繰り上げました。

実は高校を卒業できるかどうかわからないほどだった私

私は高校時代、本当にあまり頭が良くなく、冗談抜きに卒業出来るか出来ないかで言えば出来ない方に矢印が向いていました。

しかし何とか死ぬ物狂いで3級、準2級程度の資格を4個程、高校3年間のうちに取る事は出来たました。

しかし私が高校3年生の頃、担任の先生に聞いたお話なのですが「高校に在学中の時は先生達も全力で、お前たちを正社員で入れるよう努力するが、もしその会社を辞めたらもう働く場所はないと思わなくちゃいかんぞ、なんせ、お前の資格の級じゃ、誰でも取れる程度の物だから、履歴書に書いた所で何のメリットにもなりはしない、むしろ馬鹿丸出しに見えるからな」と単刀直入に言われました。

その時は、そんな大袈裟な、仕事先は辞めたっていくらでもタウンワークに記載されてるじゃん、としか思っていませんでしたが、高校の先生達が必死に入れてくれた会社を辞め、何社か履歴書を持って面接を受けましたが、やはり「この程度の資格じゃ、事務仕事も任せられないねー」「うーん、この程度の実力じゃ我が社で活躍は…ねぇ」といつも有耶無耶にされて不採用ばかりでした。

そして本当はやってはいけないと内心分かってはいたのですが、このままの資格の級では絶対にどの会社でも採用されないと踏んだ私は、全て取得した資格の級を1級に書き換え、そのコンタクト会社の面接に全てを掛けてみる事に決めました。

今まで受けてきた他の会社とは異なる面接の雰囲気…

ここの会社は今まで受けた会社よりも大変威厳があり、空気自体がピン…と張りつめ、本当に驚いたのが面接官は3人、そして社長までも私の面接に同席するという前代未聞のものとなりました。

最初にコンタクトレンズの工程を1時間ほど掛けて見学し、そしていよいよ難題でもある面接へ、この会社以外はたった5分だったのですがこの会社だけは面接に1時間以上費やす程のシッカリとした物でした。

そんな中、私の偽装した資格は物凄く好評化で「こんな1級の資格ばかり持っている貴方なら、きっと我が社の戦力にもなってくれるだろう」と物凄く好感触で、面接が終了し通知が一週間後に届きました。

結果は見事合格、25人以上面接を受けた中で見事採用されたのでした。

凄く罪悪感はありましたが、今はその罪滅ぼしとして必死でコンタクトの業務に励んでいます。

皆さんも面白半分では絶対に嘘はつかないようにしましょう。

酷く罪悪感にかられ自分自身が辛くなってしまう行為なので。

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