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今回は「仕事への意欲と想いがあれば採用時の嘘くらい乗り越えられる」というタイトルで、就職でついた嘘について教えてもらいました。
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目次
私は潔癖症で対人関係に問題がある…
30代後半女性。
私はどちらも病的とまではいわないのですが、潔癖症で、対人関係に問題があります。
どの程度かと言うと、潔癖症については、ひどい時は外で手すりなどは触れず、症状が和らいでいる今もトイレだけは決まっている場所にあるトイレ以外は使えません。
対人関係については、子供の頃の様々な体験が影響して、問題を抱えています。
そんな私も海外でやりたい仕事があるのだが…
でも、私には夢があって、とある海外で活動する必要のある職にどうしても就きたいと思いました。
その職に就くには、特に、最初のうちは、清潔観念、価値観が違う海外の人と親しく過ごす必要があり、それを異文化として受け入れる必要がありました。
そのため、採用に際しては、このことについて、おそらくトラブルはごめんだからということで、念には念をいれて確認されました。
それで、私は、当然です、どんなところでもやっていけます、どんな人とも仲良くできます、私の特技は誰とでも話すことですとまで言ってのけました。
もちろん全部嘘ですが、何はともあれ、その職を得ました。
海外勤務。潔癖症の問題はクリアできたが…対人関係は…
採用は決まったものの、大丈夫だろうかと不安になりました。
どうしてこんなに大きなジャンプをしちゃったんだろうと、泣きながら荷造りをしたことを昨日のことのように思い出すことができます。
色々、心配して現地に赴いたのですが、主に仕事をする場所は、それなりに整った環境でした。
個人に与えられたオフィスは日本から持ち込んだ掃除グッズで大掃除し、ずっと自分で掃除をし続けたので、オフィスにいる限りは、潔癖症の問題の大半はクリアしました。
しかし、共同で使うトイレは…な感じで、平日は飲み物を控え、朝から仕事が終わるまでトイレは使わずに済ましました。
対人に関する問題は、仕事に関する場合は演技で乗り越え、プライベートはそれなりに付き合い、限界ちょっと手前のところでするするっと逃げる術を身につけました。
そのため、本当に親しくなると、ずぶずぶな感じになる現地の人からは、いつまでも他人行儀でちょっと変わっていると思われたようですが、笑顔と日本人は礼儀正しいというイメージを悪用(?)させてもらい、何とかごまかし、ごまかし、そこの国での仕事を終えました。
個人の中で完結している嘘は、ほとんどの嘘が乗り越えられる
もちろん嘘をつくことは悪いことです。
でも、夢があって、その職につきたいという意欲と想いがあれば、私がついたような個人の中で完結している嘘であれば、ほとんどの嘘が乗り越えられるのではないでしょうか。
実際、私自身は未だに潔癖症だし、人はそうは思わなくても対人関係に問題はありますが、乗り越えられたと自負しています。
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