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今回は「初めての職務経歴書に戸惑い嘘をついた私…」というタイトルで、就職でついた嘘について教えてもらいました。
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30代で今までの職種と全く異なる飲食業界へ転職
50歳男性、飲食業。
これまでいくつか転職した業界がありましたのでその都度新しい履歴書が必要でしたが、30代で転職したのはそれまでとは全く異なる飲食業界でした。
それまでの転職は人づてに紹介されることが多かったので、履歴書などの書類はある意味適当で良く、ほとんど面接するまでにほぼ内定していたような気楽さがありました。
しかしいざ全くの異業種ともなると、探してもなかなか希望通りの就職先を教えてくれるような知り合いがいなくて、結局自力で見つけるほかありませんでした。
いくつか候補を挙げて実際にお店まで行ってから見極めるという、ごくありふれた手段ですが、迷った挙句普通に求人サイトで見つけたお店に応募しました。
老舗の高級レストランの採用情報が出ていた
結果的には何軒か書類選考を通れなくて面接にすらたどり着けないまま時間が経ってしまったのですが、そんなことを繰り返しているうちに前から興味があった老舗の高級レストランの採用情報が出てきました。
かつて問い合わせした時にはその時点で採用枠がないと断られたのですが、その後しばらくしてから空きが出たんでしょう。
残り物にはなんとかではないですがチャンスが巡ってきたと思い早速応募することにしました。
詳細を確認するとまずは履歴書と職務経歴書を送ってくれとのこと、履歴書はもちろん当たり前ですが過去に職務履歴書を書いた経験がありません。
特に職人気質なイメージの飲食業で職務履歴書を求めるとは思っていなかったのもあって、ちょっと焦ってしまいました。
実際に飲食業に関わったのは学生時代のアルバイト程度、それ以外はアパレル業などが多かったので職務経歴と言われてもあまり強調できる内容がありません。
かといってただのど素人が何の知識もなく応募してもそう簡単には採用されないだろうと頭を悩ませました。
アルバイトも調理ではなく喫茶店でコーヒーを淹れていた程度、サンドイッチ作りの手伝いぐらいまではやりましたがとても飲食業で厨房やっていましたなんて胸を張れるほどではありません。
試用期間を経て不合格だったがアルバイトとして働けることに!
でも最終的に提出した経歴書には20代で数年カフェの厨房経験ありと書いてしまいました。
もちろん転職したいがためのうそなのですが、それでなんとか面接まで受けられることになったのです。
いざ面接日当日、ごまかしながら答えましたが、結局数日間の試用期間を経て不合格に終わりました。
やっぱりプロが見ればすぐバレますし、初日から担当者もわかっていたんじゃないでしょうか。
でもその話には続きがありました。
社員としては不採用でしたがしばらくアルバイト扱いで働くことを許可されたのです。
そしてその半年後晴れて社員に昇格、その後うそをついたことも白状しましたが、シェフは最初からそんな気がしたよと笑ってくれました。
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