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今回は「新卒の就活。最終面接で役員の質問に嘘で答えた結果…」というタイトルで、就職でついた嘘について教えてもらいました。
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目次
専門商社の最終面接でされた質問…
22歳新卒一年目、性別は男です。
去年の夏ごろある専門商社の最終面接である嘘を言ったにも関わらず内定を頂き、この春からその会社で働いています。
その嘘とは、「ドイツ語で日常会話程度のコミュニケーションが出来る」というものでした。
私は大学でドイツ語を専攻しており、ゼミの教授もドイツ人で、ゼミ中は全てドイツ語で話されていました。
この内容を最終面接で話したところ、役員の方から「君はドイツ語は話せるの?」とフランクに質問されました。
実は私はドイツ語が大の苦手で、教授との会話も無理矢理日本語で押し通すか、つたないブロークンな英語で会話するほどで大学4年生までドイツ語を勉強し単位を取れたのが自分でも不思議なほどでした。
正直に話してはマイナス評価に…意を決して嘘をつくことに…
そんな私に投げかけられた「ドイツ語話せるの?」という質問は私にとって自己PRよりも志望動機よりもきつい質問となり背筋にひやりとした感覚が走りました。
さらに加えて面接を受けていた会社は海外にも拠点を置く商社です。
ここで全く話せないと正直に話しては間違いなくマイナス評価だと直感しました。
そこで私は意を決して「話せます。日常会話でしたら授業中の会話は全てドイツ語ですので可能だと思います。」と社長の目を見てまっすぐ言い放ちました。
社長はにこにこと微笑みながら頷くだけでした。
冷や汗を書きながら言った手前、引けないと意識を切り替えそのまま面接は続き話題は変わり、なんとか終わりました。
ついた嘘もすっかり忘れ内定受諾書を書きにいくと…
結果は最初に書いたように無事内定をいただき一安心。
ついていた嘘もすっかり忘れて気持ち良く過ごしていました。
後日内定受諾書を書きに会社に伺いました。
軽い気持ちで伺い内定受諾書を書きつつ人事の方とのコミュニケーションをとっていると話の流れは最終役員面接でどういう評価をされていたかという話に。
明るい青年だと評価されていたと教えてもらい喜んでいた時に一言、「社長が海外勤務もありだ」と評価していることを知らされました。
体が固まりました。
入社後はいつ海外に飛ばされるかと不安な日々を過ごす…
詳しく聞くと外国への適性があると評価されていたようですが、私はドイツ語が四年勉強しても一切できないほど外国語が苦手なのに加えて、一度も海外に出たことのない人間です。
これも嘘をついた代償かと後悔を覚えつつその場はなんとか切り抜け入社しました。
入社後もじわじわと海外拠点の内容を伝えられいつ飛ばされるかと不安な日々を過ごしています。
ひとつの嘘で、内定は得たとしてもその後までは考えていなかったと反省の一言ですが、とにかく嘘はつかない方がいいと心から感じる体験でした。
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