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景気というのは常に良いなんてことはあり得ません。良くも悪くもなるのが景気というものなのです。
最近で有名な景気が悪くなった要因のリーマンショック。
この時は多くの企業が採用数を大幅に絞りました。
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そんな厳しい状況で就職活動に苦労した人も非常に多かったはずです。
しかしそんな厳しい状況でも複数の内定を頂くことができた方もいるようです。
そこで複数の内定を頂いた女性にかたにお話を聞くと複数の内定をもらえたポイントは「業界分析」にあるそうです。
ではいったい、どんな業界分析をして、どのように就職試験にいかしたのでしょうか?
詳しく聞いてみたいと思います。
今回は「不景気で採用数が少なくても業界分析をしっかり行えば大丈夫!」というタイトルで就職面接で聞かれた変わった質問、またその質問に対して、どう答えたのかを教えてもらいました。
目次
リーマンショックで就職活動が難しかった私の時代
新卒の就職活動をした結果、システムエンジニアとして内定を二つ貰いました。
29歳の女性です。
私が就活を始めた頃は、折しもリーマンショックが発生した直後で、多くの会社が採用数を大幅に絞っていました。
実際、入社した企業において前年との採用人数を比較すると「およそ半分」となり、非常に冷え切った時代だったと思います。
複数内定を貰えたのは業界の分析を欠かさなかったから
それでも複数内定を貰えたのは、業界の分析を欠かさなかったからだと思います。
どのような業界でも、多くの場合は同業他社が多数存在していて、「なぜこの会社を希望するのか」という理由づけは簡単なことではありません。
その上、「企業が開発している製品やサービスに、関わりたいと思っている!」と発言しても「具体的に何ができるのか」や「それらと関わり合いのない仕事に配属されたらどうするのか」という厳しい質問がかえってくることは珍しくありません。
こうなると自分の強みだとか特技を絡めて話すことも難しくなります。
業界分析が興味を持ったきっかけにしておくと話を展開しやすい
このため、そういった分かりやすい業界分析は「興味を持ったきっかけ」としておいて、更に「自分の個性を活かして活躍できる理由」を展開させるようにしました。
それならば自己アピールにも繋がりますし、面接官も納得して貰いやすくなります。
説明会で配布された資料類と説明会の社員の方の話が大事
業界分析では四季報などが有名ですが、そのようなところに掲載されている大企業以外ではなかなか情報集めは難航します。
このため、事前に参加する説明会で配布された資料類と、説明会で説明をしてくれた社員の方の話は、しっかりと聞き取ります。
そして、資料の中から拾い上げたキーワードなどを使うか、「説明会で聞いた内容に感銘を受けた」といった形で切り出すことがおすすめです。
会社側は即戦力である人材の他に「在籍している社員と、問題なく円滑に業務を行い、更に利益を出してくれる人材かどうか」を重視しています。
それを示すために、説明会に出席した社員について良く見ておき、「あのような人を目指したい」というポジティブな印象を持ったことをアピールします。
こういったことによって、「発言をきちんと聞いている」や「漫然と説明を受けるだけでなく、よく考えている」といった会社側の良い評価に繋がることが期待できます。
説明会は面接の下準備だと思って真摯に話を聞く
大手企業の子会社である中小企業に内定した身としては、「企業の情報がない」と嘆くのではなく、少ない機会を決して無駄にせずに情報を活かすことが欠かせないと思います。
説明会から面接の下準備だと思って真摯に話を聞き、企業の分析に務めることが大切です。
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