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私の転勤で良かっことや悪かったことを振り返る


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今回は「私の転勤で良かっことや悪かったことを振り返る」というタイトルで、仕事で転勤経験がある方に転勤で良かった点と悪かった点を教えて頂きました。


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人との交流、その土地ならではの素晴らしさを知れた

47歳男性で会社員をしています。

入社をしてから、東京を振り出しに東北の仙台、九州・長崎、福岡、そして広島を経て、再び東京に戻ってきた典型的な転勤族です。

数年に一度の転勤サイクルにも、慣れてきたのですが、今、振り返ると色々な記憶が蘇ります。

転勤で良かったことは、幅広い経験や思い出ができたことです。

普段の生活では体験できないこともできました。

また、その土地に住んてみたいと知りえない習慣や文化・歴史も知ることができました。

日本も狭いようで、その土地にならではの素晴らしさもたくさんあります。

仕事関係で知り合った人、地元の人との交流を含めて、たくさんの人脈もできたことが良かったことではないかと思います。

転勤は家族へ大変な思いをさせていたかも…特に子どもには…

反面、悪かったことと言えば、1つの場所に腰を据えて落ち着いた生活ができるわけではないので、マイホームを購入して、ゆったりとした生活ができなかったことがあります。

どこか自分の落ち着ける場所を決めたいという意味では、中々できないことが挙げられます。

結婚してから、家族は大変な思いをさせているかもしれません。

長女は小学校を3回変わってきます。

その度に、新しい土地で、せっかく友人ができたと思えば、また、転勤で新しい場所へ移らなければなりません。

子供達の友人関係は、引越しの度に変わっていくことを考えると、寂しい思いをさせていると思いました。

引越しをする度に、新しい家財道具を買い足したり、古い物を処分していくことも考えると、無駄な出費も多かったのかもしれないとも思います。

救いになった娘の言葉

今は、東京に戻り10年が過ぎています。

子供達も成人して、この土地で生活していることが当たり前になっていますが、ここがもう、自分達の本拠地だと思っているようです。

転勤族という宿命からすると、次の転勤の時は単身赴任となるはずです。

個人的な立場からすると、慣れていた生活から、新しい環境に変わることは、身も心も心機一転という観点で良いと思いますが、家族を伴う転勤・引越しは、彼らにかなりの負担を強いていたと思います。

10年過ぎるほど、1つの場所に住んでいることは、私の会社員生活の中では、初めてのことです。

そのおかげで家内も、自分のペースで仕事ができるようになっていますので、できれば転勤という環境は家族にとって、決して良いことではないのでしょう。

せめてもの救いは、娘の言葉です。

「小学校の時に引越ししても、新しい友達がたくさんできたことは、とても良かったよ。今でも、メールで連絡を取り合えてるしね。」

普通の暮らしでは中々できなかった友人の幅が広がっいることを良いことだという話をしてくれた彼女には感謝をしています。

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