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年収600万円。建築業の営業マンはとにかく数字を上げた人が勝ち


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今回は「年収600万円。建築業の営業マンはとにかく数字を上げた人が勝ち」というタイトルで就職して最悪だった職種と、その職種の年収について教えてもらいました。


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新卒で入社した建築業の営業マン

私は今現在30歳の男性で運送業に勤めています。

そんな私が入社をして最悪だった職種が新卒で入社した建築業の営業マンでした。

年収は600万円で、新卒の社員としては稼いでいたのですが、この仕事をしてお金よりもやり甲斐なんだなと思わされた職場でもあります。

それから7年以上が経った今なら当時とは若干違った視点で考える事ができますが、それでも今現在妻子がいて収入的にもその時の方が良いのに戻りたくないという気持ちがダントツに高いです。

当時は確かに学生上がりで青臭い気持ちを持っていたという事もあり、利益優先という営業方針にとても疑問と不満を持っていました。

ですが今では確かに会社の目的は利益を追求する事なのは間違いないという事も知っております。

ですがそれを基本としてもやはり当時の職場は私にとっては最悪でした。

ノルマは存在しない!?営業会社のうたい文句

まず面接ではお客様の事を考えてノルマは存在しませんという謳い文句です。

正直営業といえばやはりノルマというのは座右の銘という位セットになっています。

同時に営業としては最もストレスが溜まる存在でもあります。

営業は数字を上げる事が仕事ですので、面接での綺麗事に騙された私が悪いのかもしれませんが、その言葉を鵜呑みにして実際入社してみると最初に目にした光景が支店長が社員を罵倒する環境でした。

初出勤の日に扉を開けると同時に支店長の怒鳴り声が支店全体に響き、漫画の様な罵倒の嵐がその社員の人を襲っていました。

厄介なのが、本当は怒りたくないけど君の為に怒っているという謳い文句です。

本当にその人を思っているのなら、後輩や新人の前で先輩社員を吊るし上げの様に怒鳴り上げる事は避けるべきですし、他に方法は沢山あるはずです。

ノルマはない。ノルマではなく目標が設定されている…

怒られていた理由はやはり営業なので数字が上がっていないという事が理由でしたが、この会社では1週間毎にノルマという名前の目標が設定され、週末前になると数字の悪い社員は皆の前で立たされて支店長から大声で罵倒されるというのが日課でした。

罵倒のレベルも非常に最悪でして、いない方がマシだ、トイレ掃除でもしてろ等といった今の時代でいえばパワハラといわれても仕方がない罵倒は毎週の様に行われておりました。

別に私が毎週数字を上げられなかったから恨んでいるという事ではありません。

現に私は会社全体で常に5番以内に入っていたので、数字を上げていない人達が本当に全部正しいという事ではないという事も理解しています。

営業は数字を出す事が仕事ですので、それができていないのならその会社からしたらその人に存在価値は感じないのも仕方がないのですが、それを本人を吊るし上げる様にしていう必要があるのかという事です。

それも毎週。

ブスにブスと面と向かって言っていいのかという事です。

しかも皆の前でです。

どの様な仕事でもやはり個人差がありますし、価値観も人によって様々なのも仕方がない事のはずです。

プライベートを重視する考え方が間違っているかというとそんな事はありません。

その人によって営業の方法が違って当たり前なのに、相手が嫌がっていようがとにかく売ってくるのが仕事だという言い方で数字が出ていないととにかく罵倒に繋がります。

騙そうがどうしようが数字を上げた人の勝ちという職場

その結果支店長にビクビクして、皆必要が無い所にオーバートークで恐怖感を与えてお客様を連れてくるという手法になっていってしまったのです。

人を幸せにしたいとおか、人の笑顔が好き等といった青臭い事はこの職場では何の価値もありませんでした。

騙そうが、どうしようが数字を上げた人の勝ちなのです。

こんな営業を続けた結果、数字と比例する様に心の黒い部分が増殖していきました。

毎日何人の人から恨まれているのかが分からない位とにかく相手の事よりも数字を追いかけていました。

私は当時、ただ普通に仕事をしたい、人から必要とされる仕事をしたいと毎日暇さえあれば思う様になり、限界を超えた時に退職をして今に至ります。

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