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年収320万円。同じ介護の職でも施設が違えば働く環境は最悪に


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今回は「年収320万円。同じ介護の職でも施設が違えば働く環境は最悪に」というタイトルで就職して最悪だった職種と、その職種の年収について教えてもらいました。


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介護職の経験をいかし特別養護老人ホームに転職

私は35歳の専業主婦の女性です。

福祉系の勉強を大学でしてきた私は、医療法人が経営している老人保健施設に就職をして、介護職をして3年間働きました。

介護というときつい、安いというイメージがあるのですが、大手の医療法人だったこともあるのか、お給料は年収400万円程度ありましたし、休みも月9日と有給を使って11日ぐらいはありました。

仕事内容も許容範囲というか職員配置も多かったですし、協力しながら仕事をしていて、それほど辞めたいと思うほどではありませんでした。

しかし3年後に実家に戻ることとなり、そこから通える施設を探して、当時ユニットケアを始めていて有名だった特別養護老人ホームに転職をしました。

これが私にとって最悪の職場となりました。

職員に対して負担が多い施設で…

ユニットケアは10人程度のグループになって生活をしている要介護高齢者のお世話をするのですが、特別養護老人ホームは介護度が高い人が多く、身体的な介助が多かったり、認知症の人が多かったです。

10人に対して職員は二人の時間帯もあるのですが、朝7時~12時までは一人でケアをしなければなりませんでした。

常にバタバタしていてそれをこなしているだけといった感じで、丁寧に一人一人のことを考えてケアをするという時間は全くありませんでした。

また認知症の人から暴言を吐かれたり、つねったり、叩かれたりすることも多く、その人のためにと思ってケアをしているのに報われないという気持ちが募っていきました。

そのような職員に対して負担が多い施設だったのですが、施設の側は一人一人に寄り添ったケアということを常々言っていて、介護の質についての向上を求めてきていました。

私は職員の負担がこれほどあり、人も入れ替わっている中で、ケアの質ではなく職員に対する処遇の改善が先なのではないか、そうしないと良いケアもうまれないと不満を感じていました。

その施設では良い介護をしたいと思ってやってきた人が、次々に鬱になり離職をしたり、休職をしたりということが続いた時期がありました。

仕事内容からして給料が安く負担が大きな職場だった

私はそこまで一生懸命になれなくて、気持ちを入れ込まずにいて、鬱にはなりませんでしたが、2年後にはその施設を辞めたのです。

それで正解だったなと思います。

お給料は320万円程度で介護職としては安くはなかったのですが、休みは少ない、転職して資格経験があって少し高くしてもらえていたので、新卒採用の人はもっと少なくて300万円をきっていたと思います。

仕事内容からして安すぎる、負担が大きすぎる職場で最悪でした。

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