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今回は「給与12万円。歳を取りようやく就職できた警備員だったが…」というタイトルで就職して最悪だった職種と、その職種の年収について教えてもらいました。
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再就職先を探すが年のせいか全く採用される気配がない…
50代の男性です。
転勤の話を機に30年勤めた会社を辞めました。
着物・宝石・バックなどの小売りをしていました。
退職後はその流れで5年間ほど自営業をしていましたが、顧客の買い疲れや新規客がなかなか見つからず、折からのデフレで高額商品も昔のように売れなくなりそれも廃業しました。
元々親しいお客さんから続けて商品を紹介してくれという要望があって商売をやりましたが、長く続けようという積極的な気持ちはありませんでした。
無職になって家に引っ込む歳でもないので、再就職先を探すことにしました。
新聞チラシをみて、ハローワークに足を運んでこれはと思う先に応募してみましたが、年のせいか全く採用される気配がありません。
殆ど書類審査の段階で落とされ面接まで行くことがまずないのです。
こんなに厳しいのかと実感しました。
ようやく決まった警備員の仕事だが良い職場ではなかった…
前の会社に勤めていた時は、県内エリア5店舗を統括する部長職でしたが営業部長もかたなしでした。
1年も就職先を探していると、最早勤め先を選ぶと言う感じは無くなって、どこでもいいから働かせてくれという感じでした。
やはり人間常に成長することを意識して、技術や資格をとり知識や教養を磨くなど、スキルアップに努力する事が大切なのだと改めて思いましたが、時すでに遅しです。
ようやく決まったのは警備員の仕事です。
4日間の研修を受けて、警備員の基礎を教わり早速現地に配属されました。
私にとっては良い職場ではありませんでした。
大きな商業施設で、クライアントはスーパーを営業し、また様々な業種の多くの店舗がテナントとして入居していました。
具体的な仕事としては、施設内の巡回業務と、従業員及び取引業者の入出管理です。
クライアントと警備会社の関係は殿様と奴隷の関係のようなもので、絶対服従を強いられます。
無理難題をパワハラで強いられるのは日常茶飯事で、そのあんまりな関係にまずびっくりしてしまいました。
施設内の安全、快適な環境を保つための警備業務は当たり前ですが、あらゆる雑用、あらゆる不具合は警備に振られるのです。
例えば、エレベーター脇に張られた売り出しのポスターの角がめくれているとか、買い物かごが駐車場に放置されているとか、何から何まで警備に回ってきます。
体を張った仕事をして給料12万円…3年頑張ったが辞めました
不審者がいるとか乱暴者がいるとかは勿論です。
時には体を張って万引きする輩や、吸いかけのタバコを売り物の寝具に投げ捨てるならず者と対決もせねばなりません。
それで給料は12万円です。
3日に一度は午前5時から24時までの長時間勤務もあるのにです。
しかも巡回と入出管理という日々の業務は退屈きまわりなく、業者様の中には守衛さんなどと呼びかけてくる人いて、一気に年寄りになった気がします。
施設の安心と安全を守り、快適なお買い物環境を提供する立派な仕事なのですが私にはどうにも馴染めない職場で3年頑張りましたが辞めました。
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