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今回は「月収16万円。事務職で家庭と両立できる環境と聞いていたが…」というタイトルで就職して最悪だった職種と、その職種の年収について教えてもらいました。
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40歳主婦が再就職するのは非常に苦労する
育児が落ち着いた40歳の主婦が再就職するのにどれだけの時間と労力を使ったか。
やっと正社員での再就職が決まり、少し月給が低くても頑張ろうと決めた事務の仕事。
月給16万円スタートで、社会保険、年金等いろいろ引かれて手取りで13万円でした。
大手のドラッグストアやディスカウントストアへ家庭用品を卸す会社の事務員として、働き始めました。
ほとんど残業がなく、小さいお子さんがいても比較的家庭との両立がしやすいと、面接時あれほど確認していたのに、1週間が経った頃にシステムのトラブルで余儀なく残業させられてから、その後毎日のように残業が当たり前になりました。
いつも2時間は当たり前の残業。
朝は40分前には出勤させられ、毎日2時間40分はオーバーワークでした。
最初の給料明細を見て、がっくり。
残業手当が1円たりともついていないのです。
社長ワンマンなブラック企業…我慢して働いていたが…
もちろん社長に問い合わせましたが、「残業代はつかないよ。言ってなかったかな?」と、当たり前のようにサラッと言われました。
「お金にならない残業であるならば、家族にも迷惑がかかりますし、小さい子供がいるので、もう働けません」と言いました。
他の従業員にも聞いてみたのですが、「そうなんですよ。残業がつかないんです。社長に何とか言ってくださいよ。」と逆にお願いされる始末。
言いたくても言えない環境で、社長ワンマンな会社なのだと気付き、それでも次の就職先が見つかるまで3ヶ月は我慢しました。
我慢し過ぎてしまいました。
最終的には体調を崩し、精神的にも追い込まれ辞めました。
子供のために辞めて正解でした。
何かにとり憑かれたように出勤し、ぐったりして帰ってくる姿は、家族から見ても恐怖すら覚えるほどだったといいます。
正社員という誘惑に負けて選んでしまった自分を責めた
簡単な事務のお仕事での求人でしたので、自分にもできると思い、主婦でも正社員として再就職できるのだと希望を持って掴んだ仕事だっただけに残念です。
正社員という文字の誘惑に負けて、選んでしまった自分の浅はかな行動が、このような結果を生み出してしまったのだと、辞めてからもしばらくは自分を責めていました。
サービス残業という落とし穴があったなんて、本当にしつこいほど面接時に確認しておけばよかったのだと後悔しています。
事務のお仕事とはいえ、簡単に選んではいけないと思いました。
残業は残業。
許せる範囲での残業には目をつぶれますが、サービスはいけません。
独身でしたらそれでも仕方なく続けていたのかもしれません。
主婦でママだからこそ、「やっぱり違う」に早く気付けたのかもしれません。
私が辞めてからまもまく、私よりも長く働いていた事務員さんや営業さんもバタバタと辞めていったそうです。
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