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今回は「年収300万円。元ウェディングプランナー、夢が破れた経験談」というタイトルで就職して最悪だった職種と、その職種の年収について教えてもらいました。
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華のある憧れのウェディングプランナーの仕事に就きたい
年齢27歳、社会人5年目、メーカーで人事をしている自由気ままな独身女が語る、「元ウェディングプランナー、夢が破れた経験談、、、。」
いきなり大げさな表現をしましたが、華のある、憧れの職業として名前も挙がるウェディングプランナーの仕事に就きたい!と考えたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう、私もその一人で、なんと中学生の頃から結婚式に関わる仕事に就きたいと、ずっとずっと思っていました。
そして大学卒業後、あるブライダル企業に新卒で入社しました。
その時はもう、夢が叶った!!と、それはそれは幸せいっぱいだったのですが、浮かれていたのも束の間、入社してすぐ私は本部の職種の配属になり、、、。
その1年後、やっと憧れていたウェディングプランナーになることができたのです!!
ウェディングプランナーの主な仕事内容
ウェディングプランナーと聞くと、新郎新婦と一緒にお客様の結婚式をつくったり、幸せや感動のお手伝いをするといった、とてもやりがいのある仕事をイメージされるかと思います。
もちろんその通りで、やりがいにおいては一生に一度の時間に携われる、他には比べようのないくらい大きなものがあります。
でもその仕事は、一般に思い浮かべる仕事内容のうち、10分の1くらいにしかなりません。
平日は資料請求や問い合わせ、担当カップルからの問い合わせに対応、新郎新婦との打ち合わせ、その打ち合わせ後のアイテムの発注業務などの事務処理に追われます。
休日は担当婚礼でお迎えからお見送りまで、1日中スーツを着て馳け廻り、休む暇もありませんでした。
披露宴が終わった後、二次会がある時は終電車に駆け込む、、、ということも頻繁にありました。
さらに新規来館のカップルの成約を獲得することが、実は一番の仕事かもしれません。
なぜなら、成約獲得がなければ仕事にならないのです。
つまり営業として数字をあげること、一生に一度を背負う責任が大きいのです。
ブライダル業界は利益が少ない…ハードに働いても年収300万円
そして結婚式は高額な費用になるので、ブライダル業界は儲かっていると思われがちですが、そうではありません。
どういうことかと言うと、何百万円と売り上げたとしても、会場費や各パートナー企業への支払いが多く、利益が少ないのです。
土日祝日はもちろんお休みもなく、年間休日は少なめ、平日はシフト制ですがお客様商売なので、拘束時間が長くなることが多々あります。
特に結婚式前になると見積書の作成や、最終確認事項が多くなり、平日でも夜中まで帰れないことが日常的にありました。
かなりハードに働いていたな、と思いますが、なんと、なんと、当時の年収は約300万円。
サービス残業が多く、先ほどお話しした通り、実は利益が少ない商売なので、ボーナスもあまりなかったです。
当時一人暮らしをしていましたが、毎日くたくたで帰ってきて自由時間はない、さらにお金もないという寂しい生活を強いられていました。
私は憧れが強すぎたのかもしれませんが、私にとってウェディングプランナーは、あれほどまでにたった一瞬の感動的なシーンを見せつけられて、入社してからその現実に愕然とさせられる職業でした、、、。
あれほど憧れていた職業の実態を知り、しばらくは就職することに恐怖心さえ感じていたくらいです。
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