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今回は一部上場企業の営業職に採用された経験がある女性に話を聞いてきました。
一部上場企業というのは、もちろん会社の規模が大きく社員もたくさんいます。
しかし人が一緒になって仕事をする職場というのは企業規模に関係なく、いじめや嫌がらせが起きてしまいます。
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でもそんな事は会社からしてみれば仕事効率の低下、職場の雰囲気が悪くなる。会社、社員どちらにも良いことは一つもないのです。
こういったことを考えると今回、話を聞かせて頂いたかたが勤めていた一部上場企業が行っている採用基準に納得できると思います。
今回は、「一部上場企業の営業職に採用された私。採用理由はいいひと?」というタイトルで就職後に採用担当者や人事から聞いた合格になったポイントについてインタビューしました。
目次
一部上場企業、営業職の採用基準ってなに?
32歳、女性です。一部上場企業で営業をやっていました。新卒で就職活動をしたのは10年前の事。
これと言った特技やスキルもない平凡な文系の大学生でした。
選考は、全てグループ面接で、3次選考までありました。突飛な質問はなく、学生時代の経験や、自分にとって転機となった時にどういう事を考えたのかをつきつめて聞かれました。
内定後、同期入社メンバーと集まって見ると、学歴もバラバラ。ピンからキリまで揃っていました。積極的な人もやわらかい雰囲気の人もいて、性格も人それぞれでした。資格や語学力などのわかりやすいスキルを持っている人もあまりいなかったように思います。
「この会社の採用基準って何だったのだろうね。」と同期と話していました。
一部上場企業の営業職の採用基準は、いいひとそう!?
その同期が入社して数年後に人事部に配属になり、当時の人事の方に私たちの時の採用基準を聞いてみたそうです。
「『いいひと』そうな人を採用するようにした」と言われたとの事でした。
面接だけでなく、待合室等での過ごし方、メールのやり取りなどトータルで人物を見ているのだそうです。
一部上場企業入社後にわかった、いいひとが採用基準の理由
入社して数年経った頃だったので、言われた意味がわかるようになっていました。
その会社はとにかく常に忙しい会社でした。仕事は面白く、やりがいもありましたが、毎日毎日何かの締切に追われ、終電で帰る日々でした。
そのような状態で、職場で「自分のキャラを作る」事は困難な状態でした。なりふり構っていられない程に忙しいと言いますか…。
そういう時、素が『いいひと』でなければ周囲の人と摩擦が起き、仕事の進行に支障をきたしてしまう事もあるでしょう。
また、『いいひと』だからこそ周りの人が協力してくれて、困難を乗り越えられる事も多々あると思います。チームワークが多い仕事となれば、なおさら周囲と良好な関係を保ちつつ仕事に臨む事が必要となってきます。
友人から聞いた職場でのいじめや嫌がらせは当たり前!?
他社に就職した大学時代の同期からは、職場でのいじめや嫌がらせの話をよく耳にしました。残念ながら、社会に出てからも職場で余計な事をして自己承認欲求を満たそうとする人は世の中には多くいるようです。
私が新卒で入社した会社では、不思議とそういったトラブルを耳にする事はありませんでした。
常に忙しい職場だからこそ、社員を仕事に集中させたいので、その妨げになるようなタイプは除外していったのかなと思います。
チームワークが多く忙しい会社では、「全体での利益」を重要視するため、周りと良好な関係を築きやすい『いいひと』という点が決め手になり得るのだと思いました。
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