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営業職といえば、やればやった分だけ給料に反映される実力勝負の職種。そのため営業職の多くはある程度、給与や待遇が良いことから「営業やってみようかな!」と思う期待が膨らむ職種でもあります。
しかし営業職というのは周りは全てライバルで、つねに一人一人の結果が求められる職種であり成果を達成できなければ・・・去っていくのみです。
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そのため営業職の多くはブラックな職場環境と言われることが多いのですが、結果さえ残せれば給与が良く自分で仕事のペースをコントロールしやすい職種といえます。
そこで今回は技術職を希望していたかたが、ある理由から営業職への採用となった話です。
「営業職の採用となった理由はブラック企業の勤務経験!?」というタイトルで就職後に採用担当者や人事から聞いた合格になったポイントについてインタビューしました。
目次
住宅メーカーの営業として入社試験を受けてみると・・・
今現在は運送業に勤めている男性なのですが、その前に住宅メーカーの営業マンをしておりましてその会社に受かった理由を社長にふとした時に言われた事が衝撃的といいますか、びっくりしましたので書きたいと思います。
今は30歳なのですが、その住宅メーカーの営業マンの入社試験を受けた時は28歳でした。
その会社はとてもフランクなのが売りといいますか、とにかく気軽にお客様とお話するというのがスタイルでして住宅メーカーとしては珍しく営業マンがスーツを着ていないという社風で、とにかくお洒落なお家を販売していたという事もあり服装もダサい服装は駄目という雰囲気がありました。
営業職の希望ではなかったが待遇に目がくらみ・・・
正直私はこの会社に対しては、現場管理での応募をしたのですが過去に営業マンの経験があったという事もあり採用するとしたら営業職ですねと面接の時に言われてしまった事を今でも覚えております。
とにかく30歳手前で何か技術的な事をしておきたかった私としてはあまり乗り気では無かったのですが、その会社は意外に待遇が良くその待遇に目が眩んでしまい、営業職で大丈夫ですとすんなりと答えてしまいました。
正直待遇に関してはかなり良かったという事もあり、他にも沢山の応募者が来ているので内心合格すると思っていなかったというのもあり、あまり深く考えないでとにかく合格率が少しでも上がるのであれば良いかという諦め半分で面接をしていました。
転職が多かった私はダメもとで面接を受けていた!
何で半分諦めていたのかといいますと、とにかく私は人嫌いでして、人と話をするのがあまり得意ではありませんでしたが、営業経験もありその場凌ぎでの関係作りは意外に得意でして面接の場でだけは何とか演技をする事ができました。
ですが面接官が社長と常務という豪華メンバーであり、片方は女性でしてその場凌ぎの技術なんて見抜かれていると思っていたのでした。
それに加えて私は過去にその時点で5社目の転職という事もあり、履歴書を見れば職を転々としていると誰もが思う履歴書だったので色々な企業を沢山受けており、数打てば当たるという考えで面接に挑んでいたのです。
面接で過去の転職回数など痛い質問をされた結果・・・
面接では何でこんなに転々としているのか、人と話すのは得意ですか等とにかく痛い所ばかりを突かれており、社長が多少興味を示したのが過去の職歴でして、その職歴の中で世間一般で言われているブラック企業としては比較的有名な会社での経験に対して質問をいくつか受けました。
面接の時間としては30分前後だと思いますが、その場では合否の事には触れないで採用するかは話し合ってから決めますと言われました。
規模にもよりますが、中途採用で規模があまり大きくない会社になればなる程採用の合否はその場で言われる割合が多いというのを経験として知っていた為駄目だったと思っていたのですが、翌日にメールで採用させて頂きますと連絡が来たのでびっくりしました。一般的にメールの場合は不採用の事が多いのでこれもまた意外でした。
採用理由はブラック企業に勤めていた経験があったから!?
そして入社してから社長に何で採用されたんですかね?とお聞きした所、それはブラック企業に勤めていた経験があるからだよ、と言われました。
最初はえ?と思い聞き返したのですが、ブラック企業に勤めていなかったら採用していなかったと言われました。
そこで経験した根性があれば大丈夫だという事みたいでして、根性がある人材が欲しかったそうです。
ですが、その会社は人間が好きな人自分の中にずかずかと土足で入ってこられても平気な人手ないと結構厳しい社風でして、人間嫌いの私にはもう全く受け入れる事が出来ずに、結局ブラック企業での経験年数よりももっと短い期間で退職してしまいました。
待遇に目が眩みましたが、自分がやりたい事を譲ってはいけませんという事でとても勉強になりました。
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