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今回は「有給取得率は低いですが現在、改善中の職場」というタイトルで、あなたが勤める会社では有給休暇を使えますか?という質問に答えて頂きました。
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有給取得が低い理由は部署連携がうまく取れていないため
28歳、女性、食品卸売会社で事務職をしています。
有給休暇についてはわが社の場合、以前はほとんど取得している人はいませんでした。
総務部や経理部などでは、若干取得している人もおりますが営業部での取得率はほぼ0%に近い状態ですした。
理由としては、社内での部署連携がうまく取れておらず、担当者が休みを取ると業務を引き継いで出来る人がいないというのが主な理由です。
また、業種の特性上、顧客からの取引に関する電話が昼夜関係なく常にかかってくるので休暇を取っても結局仕事をせねばならず、取らない方がいいと考える人も多いことも取得率が低い原因となっています。
有給を取りやすくしようという環境が少しずつ出来てきた
部署の部長やグループリーダーが有給取得をしないので結局部下も休暇が取りづらい状態になってしまっています。
また有給休暇とは別にわが社では、3か月の間に3日間休みが取れる特別休暇という制度があるのですがこちらも取得率が低く、まずは特別休暇の取得率を上げようという動きがあります。
若手社員には積極的に有給取得を促したり、有給取得や特別休暇の取得を人事評価に含めるといった動きも出てきています。
また、どうしたら休暇が取りやすいかを考え、部署内でチームを作り業務の引継ぎを円滑にできるようにし、そのチーム内でうまく休暇を取得できるようにする動きもあります。
業務の引継ぎが円滑に出来るようになることで、休暇の取得だけでなく不意のトラブルでも対応能力が上がり結果、業務がスムーズに遂行できるようになってきました。
有給を取得できる会社になっていってほしい
以前は、休暇がろくに取れず社内全体で疲弊した空気が蔓延していましたが、徐々に休暇がうまく取れるチームも出てきて少し余裕が見えて来たようにも感じます。
とは言ってもまだまだ有給を全員が全て消化できている状態にはほど遠く、ほとんどの人は現在有給を会社に買い取ってもらっているような状況です。
また中には、上司が休むために部下に仕事を押し付け、部下が休暇を取れないといった事もあり、上司への教育も進めなくてはいけない現状もあります。
今の若手社員が若いうちから、有給休暇を取得し続けて、有給は消化しなくてはいけないものという意識が根付いていけば若手社員が上司になった時に部下に対して有給消化を積極的に促し皆が有給を取得できる状態につながっていくと思います。
今はそのための過渡期であり、まだまだ前途は多難ですがなるべく多くの人がスムーズに有給を取得できる会社になっていってほしいです。
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