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今回は「有休休暇は労働者の権利ではないのか?有休を使おうとすると…」というタイトルで、あなたが勤める会社では有給休暇を使えますか?という質問に答えて頂きました。
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有給休暇の取得に関することが原因で会社を辞めた
はじめまして、3人の子供を育てている40歳の主婦です。
今回のテーマの「有給休暇」ですが、まさにこの取得に関することが原因の一つとなって数か月前、8年間務めた会社を退社いたしました。
私が勤めていたのはコールセンターを運営する会社で、そこから派遣社員でとあるコールセンターでオペレーターとして働いていました。
派遣先は金融機関で、最初は非常に大変な業務でしたが慣れてくるとやりがいも出てきてとても良い職場でした。
ただ私が仕事を始めたのは2人目の子供が1歳になったばかりの頃、上の子は2歳半。
保育園では色々な病気をもらってくるし、発熱もしばしば。
それは仕事をする前から想定していたことなので、夫にお願いするか、祖父母にお願いするかで対応しようとしていました。
物理的にはそれで出勤することはできるのですが、子供の精神面と私自身の母としての精神面もあるので、やはり発熱の子供を放っておきたくない時もありました。
派遣元から言われる心無い言葉
初めて子供の発熱で休みを取ろうと派遣元の担当者に電話した時「病児保育は利用できないんですか?みんなそうやって仕事しているんですよ。」と言われました。
この時、まだ子供も小さく母としての自信もない頃だったので「他のお母さんにはできることがあなたにはできないんですか?」と責められてるようなきがして、熱でぐったりしている子供を抱っこして泣いたのを覚えています。
また当日欠勤ではなく、有休の事前申請でも理由を聞かれ正直に「弟が帰省するので」と言うと「朝から晩まで弟と一緒にべったりしてるの?半日休で十分でしょう」と言われたこともあります。
私がいたその会社では休暇の事前申請は取得日のほぼ1か月前に申請が必要となりました。
その日までに当日休をしないという条件を付けられた上で申請が通ったのですが、それまでに私自身が体調不良で一日休んでしまい、事前申請していた有休を取り消されたこともあります。
派遣先では「なにもそこまでしなくても」との意見もありましたが、最終的には勤怠は派遣元と調整してくださいという事に。
それからも子供や私自身の体調不良はしばしばありましたが、派遣元の担当者に休みの申請をするくらいなら出社したほうがまし、という気分になり、無理して出勤していました。
その後、出勤途中に意味もなく涙が出てきて、これではいけないと思ったころにはもう手遅れ。
最後にはほぼ出勤できなくなり、退職。
会社に何と言われようと休みを取っておけば良かったと後悔
派遣先にはとてもいい上司や仲間がいっぱいいたので、残念でなりませんでした。
退職直前に仕事に行けなくなり家で休んでいた私を見て、それまでほとんど体調を崩したことがなかった一番下の4歳の子が熱を出しました。
私が仕事に行くために、子供たちに無理をさせていたところがあったのかもしれない。とその時思いました。
会社に何と言われようと子供と自分のためにも、しっかり休みを取っておけば良かったと今となっては思います。
上手にできる人もいるようですが、私のようにあまり言い返せなかったり、そのまま真に受けてしまう人にとっては、とても辛かったです。
有休は労働者の権利です。
条件も理由もいらないはずです。
会社の都合のいいように使われないようにするためにも、決して無理はせず、堂々と取得してください。
私のように悩んだり、悔しい思いをした女性の方は特に。
お母さんは家族の太陽ですよ。
自分を大切にしましょう。
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