スポンサードリンク
今回は「有給休暇はあるが使いにくい現場監督という私の仕事」というタイトルで、あなたが勤める会社では有給休暇を使えますか?という質問に答えて頂きました。
スポンサードリンク
目次
有給休暇はあるが有給は使いにくい…その理由
私は現在30代半ばの男性です。
職業は施工管理として建設会社で働いています。
施工管理というのはいわゆる現場監督のことです。
私の会社は従業員が大体800人ぐらいです。
一応、全国に営業所があります。
ですので、規模からすると中堅ゼネコンという感じです。
株式を上場しているので、当たり前ですが有給休暇はあります。
しかし、実情はというとなかなか使いにくいというのが本音です。
なぜ有給休暇が使いにくいのかというといくつかの理由があります。
有給を使うと勤務日数が減りボーナス査定に影響するらしい…
まずその一つはボーナスの査定に影響があるということです。
ボーナスの査定基準というのは実は明らかにされていないところもあるのですが、勤務日数というのも査定基準のひとつの要因となっているようです。
どうも、有給休暇を使うとその勤務日数が減るようなのです。
つまり、ボーナスの額に悪影響が生じます。
なぜこれがわかったのかと言うと、実は以前1度だけ友人の結婚式に出席したいと思い、有給休暇を使おうとしました。
そうしたところ、課長から有給を使うと査定に響くから、使わないほうがいいといわれ、むしろ出勤したことにしてあげるから休んでいいということでした。
当時は良くわからず、まあ休みが取れるからいいかと思っていたのですが、そうしたこともあり有給を申請しても上司に止められることがあります。
現場監督は他に変わりがいないので有休を使いにくい
次に有給が使いにくい理由は仕事を休めないということです。
施工管理という仕事は現場監督です。
私の会社の場合は公共工事が多く、基本的に月曜日から土曜日まで現場が稼動します。
現場の大きさによるのですが、基本的に1つの現場には1人の現場監督となっています。
つまり、自分の代わりがいないわけです。
現場の工程によっては現場監督が不在では作業に悪影響を与えることが多々あります。
また、仮に問題が発生した場合にその対応ができないこともあります。
そのため、なかなか有給休暇を使いにくいのです。
同じ会社でも部署が違えば有給は使える…
とはいえ、同じ会社でも部署が違えば、使えるところもあります。
いわゆる内勤の場合には月曜日から金曜日が勤務となっていますし、仮に有給休暇で休んだとしても代わりに仕事をしてくれる人がいるからです。
しかし、工事部、つまり施工管理の場合にはこうした内勤の人たちとは違います。
ですので、現場を持っている期間はなかなか有給休暇を消化しにくいというのが実情です。
おそらくこれはもっと大きな会社、いわゆるスーパーゼネコンでもそうした状況が生じていると思います。
スポンサードリンク