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今回は「結婚式に上司を呼ぶ事が有給取得条件の中堅ゼネコン」というタイトルで、あなたが勤める会社では有給休暇を使えますか?という質問に答えて頂きました。
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先輩社員で祖母が亡くなっても休ませてもらえなかった職場
40代男性です。現在は役所勤務。
もう辞めてしまいましたが、以前勤めていた中堅ゼネコンでは有給取得どころか、建物の引き渡し間近になってくると土日すら休めない様な仕事。
特に土曜日なんて休まないのが当たり前だったので、有給取得なんて夢のまた夢でした。
北海道から出てきていた先輩社員は、おばあちゃんが亡くなったので、有給を3日間取らせて欲しいと上司にお願いしたそうですが、現場は最盛期で上司は許可してくれなかったそうです。
それでも大好きだったおばあちゃんの為、日帰りで帰ってくるのでせめて告別式の日だけでも休ませて下さいと懇願したそうです。
そんな先輩の様子をみて、上司は言ったそうです。
「おばあちゃんは肉親のうちに入らんぞ」
結局先輩、休めなかったそうです。
結婚式と新婚旅行で一週間休みをもらう許可をもらったが…
私が結婚した時の話です。
その頃、私は現場から一時的に支店勤務になっていたのですが、訳あって結婚式に会社の上司を含めた同僚を一切招待しませんでした。
ただ課長には結婚式に上司を呼ばない理由も含めて、結婚式のあと新婚旅行に行きたいので一週間休ませて欲しい事を説明し許可して貰いました。
そして新婚旅行当日。
行き先はラスベガスだったので、しばらく連絡が取れなくなるので、念の為課長に電話すると
「お前何やってんだ!?」といきなり怒鳴らました。
「はい?今日から新婚旅行なので…」
「お前が勝手に休むから、部長がカンカンだぞ!」
「え?でも課長に許可を頂いて、有給を一週間取らせて頂いた筈です」
「部長は“正式には”聞いてないって言ってぞ!“正式に”言ったのか?」
「・・・」
正式にも何も。
支店勤務で有給を取るときは課長の許可を貰えとの事だったのに…。
とにかく平謝りして、今更新婚旅行のキャンセルも出来ないし、休み前にキチンと段取りは済ませてある事を説明し、何とか新婚旅行には行きましたが、何とも居心地の悪い旅行になってしまいました。
上司にこっ酷く叱られ先輩に話すと…
帰国した翌日、出勤して課長部長に、こっ酷く叱られた後、先輩社員に事の次第を話すと
「それはお前が悪い」と言われました。
なんでもうちの会社では、結婚式の際に上司を呼ぶ事と、その後の長期の有給取得はセットなんだそうです。
上司に結婚式を挙げた事を目の前で見て貰い、キチンと嫁さんを紹介するまでが“正式”な有給取得の手続きなんだそうです。
会社の人たちを招待しなかったので、私が正式な手続きを踏んでいない事を誰も知らなかった様です。
課長以外は…。
ところで私が会社の人たちを招待しなかったのは、その一週間後に退職手続きをする予定だったのです。
課長が私に何も言わなかったのは、そんな私への意地悪だったのかもしれません。
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