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大学などで専門的な分野を学んできた場合、それらをいかせる仕事に就きたいものです。
しかし専門性が高いことを学んできたとしても、希望の職種に就けるとはかぎりません。
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せっかく専門性が高いことを学んできたのに、それをいかせる仕事に就けなければ、それは宝の持ち腐れとなってしまいます。
とはいえ、仕事をしてお金を手にいけなければいけない場合、希望の仕事ではないからと言って仕事を選らんでいる余裕はないのです。
そしてその選らんだ仕事が意外にも自分に合っている場合もありますし、まったく合わないなんてこともあるのです。
そこで今回は、「希望しなかった職場に入った結果…地獄のような生活だった」というタイトルで希望と違う会社に就職した事がある人、希望と違う会社を選んだ理由と働いてみた感想についてインタビューしました。
目次
就職氷河期で希望の研究職に就けず営業職をすることに…
私は25歳の女性です。
現在は転職して食品会社の研究職をしています。
私は理系の4年生大学を卒業して、新卒採用で医療系商品を取り扱う会社の営業職として2年間勤めていました。
実は大学卒業後の就職活動がうまくいかず、唯一受かった会社が医療系商品を取り扱う会社でした。
就職浪人という言葉が出るほど、就職氷河期といった雰囲気でした。
もともと私は理系大学といこともあり、知識を活かして、研究所で研究職として働くことを望んでいました。
そのため5件の会社に研究職としてエントリーしましたが、すべて不採用となりました。
何社かは最終面接までいきましたが、結局すべて落ちてしまいました。
そして自宅近くということもあり、たまたまエントリーした会社に受かりました。
唯一受かった会社に入社すると…地獄のような日々が始まった
私は家庭の事情から、就職浪人することはできませんでした。
とにかく自分の生活費はともかく、家にもお金を入れなければならない状況でした。
そのため、希望ではありませんでしたが、唯一受かった会社に入社することに決めました。
しかしそれは地獄のような日々の始まりでした。
職種は、新規飛込み営業に配属されました。
クリニックや病院、介護医療施設にアポイントなしで、突然訪問して営業するといった業務でした。
しかも新入社員から、1ヶ月に契約ノルマが与えられました。
日報も毎日提出がありました。
一日に訪問する場所の報告、その結果を細かく報告することが必要でした。
そのため朝は7時過ぎには会社につき、その日訪問する先のリストアップを行い、夜は22時頃までその日の日報をまとめていました。
家には寝に帰るだけといった生活でした。
みんながノルマに追われて最悪な雰囲気の職場
職場の雰囲気も最悪でした。
必ず誰かが誰かの悪口を言い、部署のチームワーク、会社としての一致団結力は全く感じませんでした。
みなそれぞれがノルマに追われて、とにかく他の人を蹴落とすといった雰囲気でした。
女性も数名いましたが、まったく先輩として面倒をみてくれるような状況ではありませんでした。
そんな中で負けず嫌いな私の性格もあり入社して1年目で新入社員賞を獲得して、がむしゃらに頑張っていました。
研究職に転職して仕事にやりがいを持てるようになった
でも2年目に入ること、精神的に滅入ってしまい、自分の中の張りつめていた糸がプツンンと切れてしまいました。
このままでは会社によって自分自身がつぶされてしまうと思い、こっそり転職活動をしました。
その3か月後に無事に転職することが出来ました。
現在は当初希望していた研究職の仕事です。
世界の色が変わったかのように、仕事にやりがいを持てるようになりました。
やはり自分が希望する職種が一番大切なんだなと思いました。
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