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何でも他人のものはよく見えるものです。
今回のかたの話を聞いて私は、うらやましいという気持ちでいっぱいになってしまいましたが、みなさんはどうでしょうか。
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少し前の話のようですが、こんな会社が本当にあったのか?と驚きたくなるような会社の話です。いわゆるスーパーホワイト企業です。
そんなスーパーホワイト企業に勤めることができたのは、まさに運命と思うような展開で就職が決まったようですが今回、話を聞かせてくれたかたは、それなりに努力をしていて、それは必然だったのかもしれません。
そこで今回は、「希望通りの就職が叶わなかった私が手に入れたもの」というタイトルで希望と違う会社に就職した事がある人、希望と違う会社を選んだ理由と働いてみた感想についてインタビューしました。
目次
就職しやすい時代でも人気の旅行業界に就職できず…
現在は働きながら主婦生活を楽しんでいる46歳、女性です。事務職で在宅が認められているので、とても恵まれた環境で働いていると感じています。
私は46歳なので就職事情としてはさほど悪くない世代だと思います。
それでも人気の業界への就職は困難でした。私が目指したのは、旅行業界です。
在学中に初めてシドニーを訪れて、大いに刺激を受けたのがきっかけでした。
素敵な場所を訪れようとワクワクしているお客様のお役にたてたら、仕事をしながらもワクワクな毎日になるに違いない。
面接対策であれこれともっともらしい志望動機を挙げましたが、要は他愛もない理由だったのです。
微弱なコネでしたが、頼れそうだったので親戚のオジサンに頭を下げたりもしました。
もちろん狙うは大手です。
しかしながら、結果は散々。
大手はもちろんのこと、弱小なんて考えていた旅行会社にも就職が叶いませんでした。
大学から勧められた企業の面接を受けてみることに
でも、卒業の時期は決まっていたし、働かないなんて選択肢はありません。
今のように就職浪人なんていうのもあり得ませんでした。
因みに、成績は良かった私。英語検定も地道に努力して、1級です。
だから業種にこだわりを捨てて「どこでもいいから紹介してください」と訪れた大学の就職室ではとても歓迎されました。
私のピカイチな成績に気をよくした就職担当者は、地元で一番の企業へ推薦をしてくれると言ってくれたのです。
それは、財閥系企業の子会社でした。
地元ではまだまだ珍しかった週休2日制、ボーナス、福利厚生などの就業条件が抜群です。
特別嫌だと感じる要素もなかったので、指定された日に面接に臨みました。
重役に気に入られて本社採用!最高の東京ライフが始まった!
そこでお会いした採用担当者は本社の重役。
本来は地元での採用予定でしたが、その重役に気に入られて本社採用となりました。
それにより、基本給が2万円程アップしました。
住まいも新築のアパートを借り上げてもらい、月に一度は支社への出張という名目で帰省させてもらいました。
大学卒業後に思いもよらない破格の条件で東京デビューを果たしたのです。
旅行業界は慢性化したサービス残業が大変と聞いていましたが、私が所属した部署は5時きっかりに終業。
時折、「他の部署とのバランスを図る」という名目で、2時間ほどの残業をしました。
特別な仕事はしないので、単におしゃべりしていればOK。そして、お給料は大学の同級生の中でもトップクラス。
おかげで、アフターファイブの習い事や飲み会で楽しく東京ライフを満喫できました。
やりたかった仕事には就けなかったが…
今は結婚して地元に帰り、在宅ワーカーとして登録しています。
やりたかった仕事に就けなかったことは今でも残念な気がしますが、代わりに別の充実感を味わい、仲間を得ることができたと感じています。
後悔をしているかと問われれば、「いいえ」と断言できます。
あの挫折あっての今ですから。
50歳間近の今でも仕事を続けられていることに大満足しています。
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