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残業代も残業時間も規制…業務遂行が困難なためサービス残業


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今回は「残業代も残業時間も規制…業務遂行が困難なためサービス残業」というタイトルで、あなたの会社では残業代が出ますか?また残業時間はどれくらいですか?という質問に答えて頂きました。


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以前は残業時間が決められ残業代が出ていたが…

42歳男性、アパレルのバイヤー。

私が所属してるのは、アパレルでも大手の部類に入るので、待遇や福利厚生は、中小企業とは異なりしっかりはしています。

残業代も出ていましたし、残業時間も80時間以内と決められていたのです。

しかし、これは過去の話です。

10年前であれば、残業代も残業しただけ支払いがされていましたし、残業時間も80時間もあれば十分です。

ところが、リーマンショック以降、企業の売上が急激に落ちたことと、競合他社が増加したことと、ネット社会への販売に出遅れた影響で、年々、販売に影響が出てきたのです。

その頃から、残業代や残業時間にも変化が出てきます。

残業時間が月に180時間以上、残業代はほぼ無しになります。

リストラに残業禁止…5人分の作業を1人が受け持つようになり…

まず、残業代ですが、それまでなら、残業した分だけ頂けてたのが、支払いが滞るようになります。

残業時間も変化が出て来て、基本的に残業が禁止になり、残業しないようにと指示が出るようになります。

しかし、企業の売上が落ちて、業務縮小になり、リストラや業務縮小などを行った結果、大幅に社員が減ったのです。

減った人員はそのままで、残っている社員で業務過多の状況で5人分の作業を1人が受け持つようなことになります。

そうなると、残業無しでは、その日の仕事を終わらせることが出来ないです。

会社もどうしても残業が必要な時は申請すれば認めてくれることがあるのですが、ほぼ毎日の残業が必要なのに、週に数回しか認めてくれなくなります。

そうなると、普通であれば、業務が残っていても会社が残業するなと言ってるので、仕事をせずに帰宅すれば良いという考えになりそうですが、業務スケジュールを考えると、そういう話にはならないのです。

しかたなく、会社に申請せずに残業を行い、もちろん残業代も頂けないです。

そういう日が週に4日です。

残業が見つかるとミーティング室に呼ばれて怒号が…

しかも、会社は規則として残業禁止を言い渡してるので、万が一、社員が残業をしてるのを見かけると、注意だけでなく叱ってくるのです。

その時は、ハイとは答えますが、それに従っていては仕事が進まないので、上司や役員の目を盗んでは仕事を続けます。

あまりにも人員不足なので、平日だけでも仕事がこなせず、ほとんどの社員は、休日もサービス出勤する日々です。

これもなんとか会社にバレないように工夫しています。

ここまでする理由は、そうでもしないと納期に間に合わないからです。

納期に間に合わないと、上司や役員らは、仕事のやり方が下手くそだと社員を叱咤してきます。

ミーティング室に呼ばれて怒号です。

それを味わうくらいなら、サービス残業をする方が良いと考える社員がほとんどです。

耐えられない社員は辞めていきます。

今現在、残業時間は20時間以内にしろと言われています。

これは無理難題な話です。

社会に向けての建前であって、全くこんな規則が機能するはずがないです。

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