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今回は「残業手当は出さないが残業を求める会社」というタイトルで、あなたの会社では残業代が出ますか?また残業時間はどれくらいですか?という質問に答えて頂きました。
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教育業界はサービス精神が前提と考えても良い
32歳女性です。
1年半ほど前まで6年間勤めていた会社は、教育業界(理科実験教室)です。
教育業界は、サービス精神が前提と考えても良いかもしれません。
勤務日のうち水曜~金曜は、事務処理・運営業務、土曜日曜が子どもを相手に理科実験を行います。
講師手当として1万円支給されていました。
その中に残業代が含まれているという考えだったようです。
そのため残業代はゼロです。
帰宅が終電間近になるという社員が30%はいた
私の場合は、担当教室が恵まれていたことと、残業は極力しないと割り切って働いていました。
平日は残業0~1時間、本業である土日は、実験の準備や後処理・保護者対応などで1~2時間ほどの残業です。
これは、他の社員に比べるとかなり少ない方です。
帰宅が終電間近になるという社員が30%ほどはいたかもしれません。
配属教室に在籍する子どもの数や教室長の考え方、担当するプロジェクトの内容によっては、残業時間はかなり厳しいものだったようです。
実は、私の夫も同じ会社で働いていました。
(現在は転職しています)彼の場合は、大教室の所属に加え、会社利益の一部を大きく担うプロジェクトに所属していたため、繁忙期でないときでも終電帰宅は当たり前、繁忙期のときには、深夜2時頃にタクシー帰宅ということが何度もありました。
彼のような勤務時間が日常だった社員にとっては、かなり過酷な勤務環境だと思います。
遅くまで残る必要がある業務に残業代が出ない
それほど不満を感じていなかった私でも、おかしいなと思う業務がありました。
イベント前や次年度の手続きの際には、いわゆる電話勧誘を仕事の業務として命じられることがありました。
共働き世帯の多い時代、保護者の方と直接電話で話すことは簡単なことではありません。
夜遅くに帰宅する家庭がたくさんある中、やはり私たち社員もその時間まで会社に残り対応する必要があります。
電話して失礼でないと思われる時間(21時頃でしょうか?)まで会社に残る必要があります。
遅くまで残る必要があり、それでも残業代が出ないのであれば、出社時間を遅くするなど臨機応変に対応してくれはしないかと何度も思いました。
勤務時間の把握は手書きの勤務表…
会社がどのようにして勤務時間を把握していたと思いますか?なんともお粗末なものです。
私が働いていたときは、今の時代には珍しい(?)手書きの勤務表でした。
かといって自由に勤務した時間を描くことは許されず、指定された時間を記入するというものです。
まったく意味のないものですよね。
退職した今、もしかしてブラックだった?と思う部分も多いです。
残業必須になるのであれば、それに対して形で示してくれるだけで働く側の気持ちも変わるだろうになぁ…と入れ替わりの激しい会社が気になるばかりです。
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