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今回は「保育士はボランティア活動をしているようなもの…」というタイトルで、あなたの会社では残業代が出ますか?また残業時間はどれくらいですか?という質問に答えて頂きました。
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常に残業がある保育士の仕事…
30代女性、保育士です。
保育士は書類作成がありますが、勤務時間で書類作成ができる時間はほぼゼロです。
人数がギリギリということもあり、食事は子ども達と一緒、休憩時間はほぼなしで時に30分ほど取れることもあります。
早番で仕事に出ようが関係ありません。
16時には帰れる勤務ですが、その時間に帰ったことはなく、早くて18時半、遅くて21時でした。
逆に、出勤は人数が足りないので、1時間前が当たり前でした。
また、残業で何をしているかというとおもちゃを作ったり、花壇や消毒、掃除などの環境整備などの園でしかできないことを主にします。
その合間に保護者の対応も含まれます。
体調を崩して退職…過酷な労働環境
そして自分の仕事が終わっていない場合、休みを取ったことにして園でしかできない仕事を保育から外れてさせてもらうことも多々ありました。
結局、仕事が遅い、凝ったものを作ろうと思えば自分の責任なので、帰れない、休みを使うのは当たり前という感じでした。
その後、家に帰ってからやっと書類ができます。
食事を済ませ、子供の書類、お便り、研究発表の書類などたくさんあり、毎日1、2時までは当たり前で、難しい書類があれば、ほぼ徹夜の日々が続くこともよくありました。
保育士は基本、聖職者としてボランティアのように扱われている気がします。
もっと手を抜くこともできるのでしょうが、子供が好きで懸命に取り組む保育士ほど、無理がたたり退職していきます。
うつ病や流産、内臓を悪くして退職する仲間をたくさんみてきました。
保育士は正規職員ほど、ただ働きが多い仕事
残業は基本の勤務が17時までだとすると、19時半までは最低残っています。
ただ、市民の税金が電気代に消えていくとよくないということで、それ以降は家でするのが当たり前になっており、会議を電話やファミレスで深夜までしていることもありました。
そんな忙しい仕事を終えた後は、保育に必要な買い物、遠足のご褒美の買い物、外出する場所の下見などはプライベートの時間に行うことがほとんどです。
もちろんお金は出ません。
土曜休みも半年以上取らず、手当なしで仕事に出ていました。
残業時間は園にいる時間だけなら普通で95時間ほど、忙しい時期なら110時間ほどでしょうか。
そして、そのうち、行事があるときだけ3時間から5時間つけてもらえます。
その上帰宅後深夜まで毎日ある書類やおもちゃつくりのことを考えると時給はコンビニのアルバイトより低く、ストレスもかなりかかる最悪の仕事ではないかと考えています。
保育士は正規職員ほど、ただ働きが多いのでそんな仕事だと言えます。
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