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残業ゼロ、残業代が支払われる企業のほうが珍しいのでは…


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今回は「残業ゼロ、残業代が支払われる企業のほうが珍しいのでは…」というタイトルで、あなたの会社では残業代が出ますか?また残業時間はどれくらいですか?という質問に答えて頂きました。


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新卒で入社した初めての会社は飲食業界

21歳女性、飲食業勤務。

私が以前勤めていた会社でのエピソードを紹介します。

以前の勤務先は某飲食店。

新卒で入社した初めての会社でした。

研修期間が終わり入社して数週間経つ頃の勤務形態はだいたい10:00~23:00の13時間労働。

上司や店長、皆が当たり前のように一日中お店にいるため、この時点で勤務時間が求人と違う事実にも気づかず、毎日残業をしているという自覚もありませんでした。

むしろ求人と違うのは当たり前、残業もあることが当たり前の感覚でした。

入社して一年目で残業は100時間に達することも。

労働時間も16、7時間になり、睡眠時間も3時間などの日々が続きました。

その会社では、会社の利益が命のような会社で、売上よりも利益、人件費を削り利益に繋げているようなやり方でした。

社員は労働時間を偽って勤務時間をつけ働いていた

実際人不足で営業なんて回りません。

クレームも多く、一人一人の負担も多く、でも少しでも人件費を削るため人を増やそうともしていませんでした。

ここまで人件費の削減を徹底すると当たり前のように残業代など出ませんでした。

でもそれが会社側、上の人間にバレると問題になるので、社員は労働時間を偽って時間数をつけ働いていました。

労働時間を偽るというと一見悪いことをしているように聞こえます。

ですが働いていた時間をまるで働いていなかったかのように時間を削るのです。

勤務中にタイムカードだけを切りその後に作業。

出勤して勤務途中に適当なタイミングでタイムカードを切る。

してもいない休憩を5時間と設定し労働時間を削る。

などさまざまな方法がありました(笑)。

サービス残業を当たり前と思っていた…

どこの店舗も数字を上げようと、労働時間を削りサービス残業をするため、とても悪循環でした。

自分より働いている上司もサービス残業をしているため、自分だけがまともな労働時間をつけれるわけもなく…。

これが当たり前なんだ。

他の企業も全てそうなんだ。

働いただけお金が貰えるだなんてそんな都合のいい話なんてあるわけがない。

とだんだんと自分の思考も本当の当たり前からは遠ざかり、サービス残業三昧なこの企業に染まりつつありました。

上司からもこれでもまだ休めてるほうだぞ、他の飲食店に比べれば給料だって貰えてる、楽なほうだという言葉を受け、社会人一年目の私は仕事とは全てこんなに過酷なのか…と、かなりうつ状態になりました(笑)。

残業が100時間以上の企業はざらにあるのでは…

結局2年でその会社は退職。

今は残業もほとんどなし、あっても残業代がしっかりと支払われるホワイトな企業で毎日いきいきと生活しています。

最近では過酷な長時間労働、残業について問題になっています。

私も経験しましたが残業が100時間以上の企業はざらにあるのではないか?ほとんどがそうなのではないか。

残業ゼロ、残業代が支払われる企業のほうが珍しいのではないか?と、まだまだ企業の勤務形態の基準はどこか、良い企業とは何かと今でも少し疑問に思うのです。

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