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今回は「新しい職種の経験を積むことができれば派遣社員もいい」というタイトルで派遣社員として働いた感想について教えてもらいました。
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派遣の求人は怪しいと思い応募しなかったが生活費が苦しく…
現在は株式投資を行ないながら自由業としてネットを利用した仕事を行なっています、54歳の男性です。
高校を卒業した後から20年ほど東京で働いていまして、15年ほど前に田舎に帰ってきました。
しかし、前職を活かせる仕事になかなか巡りあえませんでした。
当時は携帯の製造の求人広告を幾つかの派遣会社が出していまして、祝い金で5千円進呈します等という、うたい文句で各社競って求人を行なっていました。
私はそういう広告を見るたびに逆に怪しいなあと思っていたので応募しなかったのですが、生活費が底を打ち始めてそうもいってられなくなり、その中の一社に応募して派遣会社の派遣社員になりました。
派遣社員として仕事を行った携帯電話の製造
仕事はライン上を流れる携帯の部品を組み立てて携帯電話を製造する作業だったのですが、新機種を製造する最初からの参加となりました。
ラインは全部で11ラインあり、一つの派遣会社が一つのラインを任せられていました。
新しいラインの仕事ということでしょう、自分達の利用するラインそのものの組み立てや、作業で使うテーブルなどの組み立てを行い、決められた順番に配置しました。
実際の携帯製造の仕事はラインが完成した後から始まりまして、最初は少ない台数を生産しピーク時は日勤と夜勤に分かれて24時間操業で製造を行なっていました。
携帯の製造は一人の作業は単純なのですが、一台を20秒・30秒単位で製造していかなければならないので、如何に早く作業するかの工夫が重要になりました。
まず、手の動きを早くするのは当然ですが、使用する材料を持ち替えることなく無駄な動作をしないようにして、前の人から流れてきた携帯電話に取り付けていくように使用する材料の配置を工夫しました。
材料が途中で切れるとその材料を取りに行っている分時間をロスするので、使用する数だけすぐ出せるところに置いて時間のロスをなるべく少なくするようにしました。
長時間の立ち仕事なので姿勢が悪いと疲れるため、踏み台を利用するなどして楽な姿勢で作業できるようにしました。
さまざまな職種の経験が出来た派遣社員
私はその会社で10年ほど派遣社員として勤めましたが、もともとソフト開発を行なっていた私は、携帯の製造の次には自動車部品の性能検査を行ないまして、そして、電話受付やCADの仕事など様々な仕事を経験しました。
このような経歴から派遣会社によっては製造業から事務職・ソフト開発まで幅広く扱っているので、様々な職種の経験をすることが可能であるということから、働き方の形態のひとつとしてはこういう働き方があってもいいのではないかと思っています。
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