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時代の流れにより減っていく仕事。増えていく仕事。
現在、購読者が減り続け、厳しい業界と言われている新聞社業界で新聞記者として働く男性に話を聞くことができました。
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新聞記者の男性は言います。
給料は以前より、やはり下がり続けていると…。
それでも男性は新聞記者という仕事は自分に合っており非常にやりがいがあると答えてくれました。
新聞記者の仕事について、給料、休み、やりがいなどを教えていただきました。
今回は「地方新聞記者の年収300万円。大きなやりがいを感じる仕事」というタイトルで就職して良かった職種と、その職種の年収について教えてもらいました。
目次
縁があって地方新聞社記者として中途採用してもらった私
私は28歳、男性、職業は地方新聞社記者です。
皆さまがこの職種や業界にどのような印象をお持ちかはわかりません。
私もはじめは特に志高くこの職に就いたわけではなく、縁があって中途採用してもらった感じです。
漠然としたイメージしかもっておらず、最初は結構大変なことばかりでしたが、ある程度慣れてくると自分で付き合いの幅を広げてネタを広い、取材して記事にするという一連の仕事がずいぶん好きになりました。
業界的にも社内の面倒なしがらみやおかしな競争意識などは少ないので(というか基本的に外に出ていますから)、しっかり仕事をこなしてさえいれば上司にとやかく言われることも少なく気楽です。
担当紙面を埋めなければならない営業のノルマ的な要素がある
あとは記事という形のものを作るのが好き。
意外ともの作りが好きな人にも向いてるかもしれません。
これは人それぞれ、向き不向きはあると思いますがある程度人と話すのが好きで会話力が高い人、発想力が豊かな人、デスクで一日仕事をするより外に出るのが好きな人には向いていると思います。
会話力や発想力は仕事を続ける中で自然と身に付く面もあります。
各紙によって違うと思いますが、多くの場合記者それぞれに担当業務や担当紙面が割り振られています。
警察担当とかスポーツ担当、政治担当など。
私の場合は特定エリアを持っていてその範囲であれば政治、行事、町ネタもろもろすべて担当しています。
必要な記事数は日によって違いますが、自分の担当紙面は自分で埋めなければならないので営業のノルマ的な要素はあります。
そこはプレッシャーになる部分でもあり、良いネタ良い記事で埋めて評価を高くしてもらおうと頑張るところでもあります。
いろいろな相手と話し、いろいろな記事を書くので知識は必要になります。
自然と覚える面もありますが、ある程度の勉強は必要になってきます。
全国紙と地方紙の記者の給与は下がり気味…
待遇面ですが、これも社によってさまざまですが日曜日も仕事の場合は多いです。
例えばスポーツ記者は日曜日は基本的に休みがとれません。
試合は日曜日だからです。
特に夏場は全国大会の時期になってくるので大変そうです。
地方新聞の警察担当は比較的事件事故が少ないので楽な場合が多いですが、全国紙の記者は大変でしょう。
夜でも電話がかかることはあります。
私の場合は日曜と祝日は休みです。
給与はいかんせん斜陽業界なので全国紙も地方紙も下がり気味。
全国紙の管理職でも昔のように年収1千万には届かなくなりました。
私の社では10年以上ポジションにはつけないのでその間は給与は年1度の昇給と年2回のボーナスの若干アップぐらい。
安いです。
2年目でやっと300万とかです・・・。
儲けたい人には勧めません。
管理職クラスでもたぶん500万くらいでしょう。
新聞社記者という仕事のやりがいについて
やってみて良かった理由は自分のペースでそれなりに気楽に仕事ができることと、性格的に向いていること、自分だからこそできる(代わりはいない)部分が大きいのでやりがいがあることです。
特に私の場合、前職は誰がやってもそんなに変わらないし競争意識も低いところが面白くなかったのでやめてますからこの部分は重要です。
総じて良い仕事と思っています。
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