アルバイトをしていて会社から急に「来週から来なくていいよ」なんていう突然のクビ宣告をされたことはありますか？

いまでこそアルバイトでも書面で労働契約を結ぶことが多くなってきてはいますが、まだまだ口約束という場合も多いです。
 

今回のかたはアルバイトで突然のクビを宣告されたことが正社員の職を希望するキッカケとなったようです。

今回は、「会社のために一生懸命働いてもアルバイトではクビになる」というタイトルでフリーターの人が就職を決意したキッカケと就職活動の内容について話を聞かせていただきました。
 

食品工場でのアルバイト時代は肉体労働で激務

２８歳男性。

食品工場でアルバイトで勤務していたのですが、肉体労働の凄さが尋常ではなく朝６時３０分に会社に行かなければならないので僕の家からでは１時間ぐらいかかるので毎日５時起きで会社に行っていました。

それで会社に行ってまずはじめにする仕事はトラックに荷物を積む作業で毎日一斗缶にいっぱいに水と栗を詰めた物を一人で２５トントラックに永遠と積み続けます。

一斗缶は１０キロ以上あるので、もう腰が痛くて真冬の作業だったので手も感覚がなくなってきてたまに足に落としてしまい痛い思いもしたことがります。

そしてその作業を１１時まで休憩なしで４時間３０分しなければなりません。

疲れすぎて食欲もなく１時間の休憩も寝て終わる仕事

僕が働いていた会社は若い職員が少なくどうしても若い僕と数人の職員が毎日していました。

トラックの積み込みが終わると次は積み下ろしが始まり２５トンいっぱいに積んだ一斗缶が送られてきます。

しかも中国産なので一斗缶もボコボコだしバンドも緩いので持ち上げるとよく抜けてしまいます。

危険な作業でしたが断れず１４時ぐらいまでありました。

１４時になりやっと昼休憩になり疲れすぎて全然食欲がなく１時間の休憩も寝て終わりました。

そして休憩が終わり工場内で検品作業が始まり休憩もなく夜の１１時まであり、もう心身ともに疲れておりそんな時期が四ヶ月ぐらい続いたある日のことです。

アルバイトなのに一生懸命会社のために働いたのに…

急に会議室に呼ばれ専務からいきなりいつも頑張ってくれてご苦労様、でも忙しい時期が過ぎたから今月いっぱいまでで大丈夫だからまた来年忙しくなったらお願いしますと言われ解雇されたのです。

僕は唖然としてしばらくして辞めることになり、こんなに頑張って会社に奉仕してもあんなにあっさりクビになるなんて本当に怒りを覚えました。

次に働くときはすぐにクビにできない正社員になろうと決意しました。

そして職安に行き高校生の時にホームヘルパー２級を取得していたので職安のパソコンで介護の求人を検索して人間関係良さそうな少ない人数の会社を探して職安を通して応募することにし、試用期間三ヶ月で正社員になれる会社を探しました。

現在働き六ヶ月になりましたが３ヶ月後に正社員になり現在皆さんと同じ立場で発言も出来ているので以前の食品工場は休みが月２日しかなく休みがないのでプライベートも全然ありませんでしたが今の職場の方が休みも月８回と決まっているので生活も仕事もとても充実した毎日が送れていると思います。